2020年最後の冒険観光ちずあそびを、11/28に開催することができました。今回は通常開催に加えて新たなチャレンジもたくさんでした。
これまでのちずあそびとの変更点
まずMAPの範囲を、半径3kmくらいに縮小しました。5時間という時間の中で、より多くの方が楽しめるように、より多くのチェックポイント(以下CP)を共有できるように考えた縮尺です。
今回は通常よりも各チームのポイント到達数が多かったようだったので、これは目的を達したのではないかと感じてます。
また、前回より取り入れている参加費の一部キャッシュバックによる地域での消費を自由に行っていただきたいので、CPには飲食店を含めないようにしています。
その代わりに、従来の名所や史跡などに加えて地域に残存するトマソンやミッションを少し増やてみました。
アカデミックな新チャレンジ
今回は通常の開催と別にもうひとつ同時開催するトライアル企画がありました。
従来より、ちずあそびにご協力いただいている北九州市立大学と兵庫県立大学との対抗戦がそれです。
あらかじめ、各大学でテーマを決めていただき学生さんによるディスカッションやポイント調査を行い、事前準備を先生主導のもと進めていただきました。
北九州市立大学では、地元のお店やトマソン、映えスポットを、兵庫県立大学では、震災モニュメント、帰宅支援ステーション、過去から未来へというテーマで実際に作成したマップとCP表がこちら。
【北九州市立大学】
【兵庫県立大学】
大学間で、若干仕様が違うのは主催者の落ち度なので次回の課題💦(すみません)
これらの資料を元に自ら調べて学習してきたことについて、テーマやエリアを各グループでシャッフルして”ちずあそびのルール”で実践していただきました。
どんなテーマにおいても、柔軟に対応できるのがちずあそびのプログラムとして最大の魅力であることは何度も提唱しています。
教育現場における学びの新しい形として、ちずあそびが活用できるのかどうか?その課題と検証も同時に行いました。
それぞれ実際の反応はいかに?
まず15:00前になると一般の部の参加者が一斉に帰ってきます。今回も、制限時間オーバーのチームもなく、安全かつスムーズに終えることができました。
皆様、ご協力ありがとうございます。
写真はほんの一部ですが、各チームちずあそびを存分に楽しんでいただけたようです。
参加者の皆さんがちずあそびアプリで写真をアップすると、パソコンでリアルタイムに見れるのですが楽しい写真がたくさんでした。
それを見ながら、皆さんの楽しそうな様子やミッションの完成度などをあーだこーだ言いながら私たちも楽しんでいます(笑)
また、一般の部では地域への消費活動も同時に行っており、今回はキャッシュバックした金額の約110%の消費額となり、地域貢献もしっかりと行っていただきました。併せてお礼申し上げます。
ちずあそびを開催すると、対象エリアに消費活動が起こり地域活性化や地域貢献が自然とできるようになっています。
是非、ご興味ある自治体、商店街、イベント関係の皆様、お声がけください。
【大学生の部】
大学生については授業などの関係があり、13:30スタートで行いました。
運営サイドはこのような画面でリアルタイムに状況把握しております
学生さんには、ミッションや地域貢献ルールはなく、ひたすらCPを回って得点を稼ぐという体力勝負なシンプルなルールです。若いし(笑)
結果は以下の通り
初の複数マップ確認やCP表作成が思いのほか大変でどうなることやら、、、と終わるまで心配でした💦
得点では兵庫県立大学が勝ち👏
ポイント回った数では北九州市立大学が勝ち👏
学生さんのおかげで実に拮抗した接戦となり救われました(笑)
結果、CPの得点割り振りも成功だったということで?きれいにまとまりました。
学生さんたちも歩き回って疲れた様子でしたが、楽しかったとのコメントをいただいたのでホッ。
よかったです。
ちずあそび今後の課題
今回、トマソンなど新ジャンルのCPを増やして見つけた時の楽しさが増したように感じています。
また、ミッションを増やすことで普段なら絶対やらないようなことを楽しみながらできるのも実は大きな魅力だと思っています。
さらには、初めて一般開催以外に展開した大学生Verもちずあそびの可能性を確実に広げてくれそうな手応えを確認することができました。
Withコロナ時代のアウトドアアクティビティとして、ちずあそびが楽しみながら運動不足解消+学び+発見+地域貢献など新たな価値観を創造していけるイベントに育てたいし、ポテンシャルはある。
そして、笑顔があふれるようにさらなる改良や提案、コラボ企画なども積極的に行っていく所存です。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
*次回は、2021/1/31 小倉の街で商店街とのコラボちずあそび(仮称)やりますよ!
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