前記事で報告したちずあそびが運動に対する行動変容に有効なのか?という仮説に対する検証を終えたので報告する。
運動不足解消は重要な社会課題
Withコロナ時代となり、テレワークの普及や社会的接触機会の減少による運動不足が加速している気がする。
運動不足による健康二次被害の状況も具体的に報告されつつある中、日々の運動量を高めていくことは運動不足を自覚する人々にとって無視できない課題となっているはずだ。
いろんな制約がある中で運動することに楽しく取り組むためのカンフル剤としてちずあそびが有効なのではないか?と考えトライアルを計画・実施した。
歩数計アプリの計測により、運動量の増減を評価したものだが想像以上の結果が認められた。
ちずあそび×歩数計アプリは効果あり!?
歩数ランキングori*表をタップすると他のページも選択できます
結論から言うと、トライアル参加社のうち評価可能な10名中8名に歩数の増加が認められた。ちずあそびのように楽しみながら運動できるプログラムを契機として、その後2ヶ月間において80%の確率で行動変容がみられたのだ。
また、運動量を可視化する歩数計アプリを意識することで、モチベーションがキープできる効果も高いことがわかった。
詳しいことは、以下にまとめてあるので興味のある方はご覧いただきたい。
ちずあそび×歩数アプリ考察*表をタップすると他のページも選択できます
コロナ時代を生き抜く強い身体を!
運動指導に携わっている身として、昨年より運動量が減っている人は多い。いろんな事情があるものの現代人の食生活からして、摂取カロリー過多に陥りやすい方も少なくないだろう。
どこまでいっても、摂取カロリーと消費カロリーの関係が基本であり、そのバランスが狂うことで様々な障害が身体にもたらされる。
健康のためなら死んでもいい(笑)という発言を聞いたことがあるが、そのくらい健康は大事だと理解した。
人々が運動に取り組みやすくなるようなプログラムとして、ちずあそびや歩数計アプリを有効活用できる場面をイメージしながら今後も検証を重ねていきたいと思う。
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