街ロゲから始まり、ちずあそびを展開して約8年。自分なりに感じた課題に対してトライ&エラーを繰り返しながら、リリースできうるシステムが出来上がりつつある。
ロゲイニング系ゲームの課題とは?
運営サイドの立場で最も大変かつ解決したいと感じたのは、ゴール後の集計や写真確認作業だ。ゲーム中はあまりすることがないのに、ゴール後一気に忙しくなるという特性をロゲイニング系のゲーム運営サイドは持ち合わせている。
自分が知りうる限りでは、大手協会においても未だ人海戦術でチェックポイント(CP)での写真確認や得点集計を行なっているようだ。
それらの問題を解決すべく関係各所に協力をいただきながら開発してきたのが「ちずあそび専用アプリシステム」(仮称)だ。従来の問題点を現状において見事に解決できたのではないかと感じている。
ちずあそび専用アプリシステムとは?
参加者視点と運営管理視点の双方を解決すべく試行錯誤を繰り返し、ある程度の形ができてきた。具体的には、
・参加者はCPに到達したらアプリを起動して、CPをプルダウンから選択・写真を送信するだけでOK。巡った順番やポイントをメモしておく必要もない
・参加者が送信したデータはリアルタイムに運営者のパソコンにアップロードされる
・参加者がいまどこのCPにいるのか?リアルタイムにわかる
・CP到達の写真もリアルタイムに確認できる
・得点やCP数などの集計もリアルタイムにできるためゴール後5〜10分後には表彰式開催可能
「リアルタイム」を連呼しているが、これがまさにこのシステムの真骨頂。このおかげで、パソコン1台あれば競技中に全ての確認が行えるため、ゴール後の煩雑な作業もなく、解散までの時間もスムーズになるため、参加者を無駄に待たせてしまうこともない。また、通常スタッフも2〜3名で開催できている。(MAX28チーム)
参加者の皆様の協力を得て、様々な検証を繰り返すこともできた。この場をお借りしてお礼申し上げます。おかげさまで、ある程度世間にリリースできるシステムの構築が実現できました。
これからの展開について
ようやくコロナによる開催規制も入らなくなってきた。日本では摩訶不思議なことに、コロナ、コロナとメディアを中心に未だ騒いでいるが、世界に目を向けると既に共存のステージから元の状態に戻りつつある。
機は熟した!と思いたい。
このシステムを引き下げて以下のスケジュールでトライアル&サポートを行なっていく予定だ。
・10/22 千葉県柏市
・11/12 兵庫県尼崎市
・11/13 大阪府大阪市
・11/27 大分県津久見市
是非、お近くの方には参加していただきたいし、お知り合いの方へご紹介いただけると幸いです。
詳細はこちらから↓
来年度、大きく高く飛べるようにしっかりと検証していく所存だ。
これまで培ってきた自治体、商店街、地域団体、大学・高校などとの協働も続けつつ、新しい展開も見出していきたいと思う。
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